2012年 11月 04日
祇園祭 ~地域の絆~
我が宮本と我が本町の山車がすれ違うシーン。
私にとっては涙がでちゃうくらいの感動のシーンです。
キャンディよ。この感動をわかってくれるかい?
そ、そうだよね・・・。で、でも、もうちょっとだけ付き合ってちょうだいな。。。
子供の頃から愛してやまなかったこの宮本町の山車。
正午になると、金鑚神社を先頭に中山道を10基の山車が並びます。
子供心にも圧巻の光景でした。
そして、宮本町の山車が、どの山車よりも立派に誇らしく見えたものでした。
右はお供車。本来の位置づけはよくわかりませんが
私が子供の頃は、夜になって歩き疲れた子供を
乗せるための車でもあったような気がします。
んー、本当に懐かしい。
笛の音を合図に、よーっのかけ声で始まるお囃子。
太鼓に大太鼓に鐘。一通りこぞってやりましたね。
前方のおかめとひょっとこいるでしょう。
なんとワタシ、ひょっとこ踊りのプロでした。
誰よりも上手だって思ってましたからね、真面目に(爆)
当時、いつもお酒の匂いがしていた町内のおじさんに(笑)、
丁寧に丁寧に足の置き方、手の運び方、ひざの使い方を指導してもらって。
小学校を卒業する頃には、「あんたたちにはもう教えることはないよ」
って言ってもらって、とっても誇らしく思ったこと、よく覚えています。
そしてこちら、泉町と上町。見せ場にくると、並走させます。
並走には意味があるんです。
左の泉町の人形、赤ちゃんを抱いているの、わかりますか?
赤ちゃんのお母さんは、右の上町の人形。
山車を出す時、この人形たちを会わせる儀式もあるんだとか。
戦乱の世に生きた人の思いを汲んで、その親子を引き合わせる。
言葉に尽くせない何かを感じます。
泉町の山車が、線路沿いにある餃子がおいしくて有名な「永楽」の前につきました。
そして、正面を店の方へ向けています。お囃子も高く鳴り響いたままです。
こんな光景初めてでした。男衆が店の中に入れ替わり立ち代り。
店内をのぞくと、そこには「永楽」のご主人の遺影がありました。
永楽に捧げられたお囃子。ご主人に対する最高の供養だと思いました。
みんなに愛された名店。地域の絆に感動する一幕でした。
その時キャンディは・・・。
全身でつまんないを表現しています・・・。
ご、ごめん。事情のわからないワンズには退屈なばかりで。
じゃ、じゃがバター買ってあげるから許してちょ(笑)
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